働き方について考える

忙しいときに意識すべきこと

7月は本業で忙しく、ブログを書けていませんでした。。
今回は副業にあまり関係のない話をしますが、
仕事が同じように忙しい場合でも、疲れを感じやすいときと、そうでないときがあると思います。これの理由について少し考えてみました。

取り組んでいる業務内容とその量が、疲れの感じやすさに違いを生むことは間違いなく、それを変えることができないものだとすると、自分がコントロールできるところで疲れがたまらないように工夫することが大切だということになりますが、結論、幸せホルモンの維持がポイントになるかと思います。

人間が幸せを感じるとき、脳内の神経伝達物質である①セロトニン、②オキシトシン、③ドーパミン等が分泌されると言われますが、それぞれ分泌される場面や機能が異なります。
①セロトニン…自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを整えるもので、セロトニンが不足するとイライラしたり、うつ状態や暴力的になりやすいと言われている
②オキシトシン…身近な人とのスキンシップ等で分泌される物質で、温かい気持ちになるもの
③ドーパミン…やる気を促す物質で、何かを達成していくことで活性化されるもの

仕事を忙しく頑張って、何かを成し遂げればドーパミンが出ますが、セロトニンとオキシトシンが損なわれている状態でドーパミンだけ出ても本質的で安定感のある幸せは感じにくいはずです。なので、特に忙しいときは、幸せの土台となるセロトニンとオキシトシンを意識的に保つことが大事かと思われます。

具体的には、当たり前の話ですが、セロトニンを出すために規則正しい睡眠、食事と運動を心掛けて、オキシトシンを出すために仕事のことを忘れて家族と過ごすということです。私は、セロトニン対策として、朝外の空気を吸うことと、バナナを食べることと、筋トレすることの3つを取り入れていますが、割と効果がありそうです。

幸せとか疲れとかを科学的に分析しきることはできないでしょうが、例えばイライラしているときに、セロトニンの機能が弱まっているのかな、と考えるだけで自分を客観視できることに繋がるので、3つのホルモンの存在を気にかけておくのもアリかもしれません。

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