働き方について考える

働き方を見直す機会

働き方を見直す人が増えている?

最近、サラリーマンは時間を切り売りしているだけで、時給には限界があるから、サラリーマンを脱しよう、みたいな論調をネットでよく目にします。これまでは時間を売ることが普通だと思っていた、もしくはそれに目を向けてこなかったサラリーマンが多かった中で、以下の環境の変化から働き方を見直す人が増えてきているようです。

  1. Youtube等で、サラリーマン以外にも色々な稼き方があることを知った。
  2. コロナによる在宅勤務で、自分と向き合う時間が増えた。
  3. 終身雇用体制の限界が報じられるようになった。
  4. 副業を認める会社が増えた。

働き方を見直す前に

働き方を見直す機会は、自分が先入観的に持っている価値観に対して向き合ういい機会にもなりそうです。

新卒における就活では、(少なくとも10年くらい前までは)会社に入ることを大学に入ることの延長線で考えている人が多かった気がします。つまり、偏差値の高い大学を目指すのと同じようにできるだけ安定した大企業に入りたいと考えて、もうこの時点で、サラリーマンや公務員として時給や月給をもらって働く人になることに対しては疑問すら持たずに社会人になっていたということです(もちろんそうではない人もいます)。

これは日本の教育システムがそうさせていて、良し悪しの話ではないです。一方で、これからは『LIFE SHIFT(100年時代の人生戦略)』にもあるように、流動的で予測しにくい将来を想定する必要がありますが、その時に自分に対する単調な評価軸を先入観的に持ち続けていると、機動的な判断をしにくいかなと思っています。(本当は自分を評価する必要はないと思いますが、ヒト特有の社会性が、自分への評価を促してくるので)もし評価するとしても、できるだけ多くの指標で自分を見てあげることが大事だと考えています。そして、その指標は与えられたものではなく、自分で設定するのがいいと思います。

自分に対する評価軸は、小さいころからの教育で無意識に形成されてきたものになっているはずです。なので今感じている「こうあるべきだ」が本当にそうなのかということを見直してみるのはいい機会になると思いますし、違和感を感じるようであれば、自分でできるだけ多くの評価軸を設定してあげて、面積で捉えることを試してみましょう!

(ちなみに、私はサラリーマンの経験しか無いです笑)

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